初めてTOEICを受ける時に知っておくべきこと

TOEICを初めて受ける時、どのような準備をすれば良いのでしょうか。
近年、就職活動やビジネスシーンで受験を求められるTOEIC。大人だけではなく、一部の高校でも採用されるなど、年々拡大を見せ、重要度を増しています。
今回は、いざTOEICを受験することになった際にどのように準備をすればいいのか、その特徴と心構えをお教えします。

 

TOEICはビジネス英語のテストである

TOEICとはTest of English for International Communicationの略で、コミュニケーションの総合力を問われるテストとされています。しかしながら、その内容はビジネスシーンにおけるコミュニケーションに偏っており、受験英語などに見られる人文系の文章や、英検のような日常会話的な文章とは、毛色の違ったものになっています。ビジネスメールや広告などが問題のほとんどを占め、正直に言ってしまうとあまり面白いという類の文章ではありません。故に求められるのは、いかに深く文章を読めるかという読解力ではなく、いかに素早く問題の肝の部分に気づくことができるか、ということになるでしょう。

 

TOEICの構成

TOEICは、7つのセクションに分かれており、1から4がリスニングセクション、5から7がリーディングセクションとなっています。リスニングセクションが約45分、リーディングセクションが75分で、合計120分ほどのテストとなっています。
リスニングもリーディングもかなりの分量があり、問題文も感情移入のできないようなビジネスライクなものとなっていますので、初めて受けると長く感じるのは間違いありません。ですから、まずボキャブラリーや聞き取りの能力というよりも、いかに集中力が続くかという勝負になっていきます。

 

リスニングの練習の仕方(パート1、2)

前述の通り、TOEICは初心者にとって想像以上に分量のあるテストです。特にリスニングは、集中力が途絶えた途端、問題文が耳から耳へ抜けていくことになりかねません。ですので、リスニングでは最低でも30分くらいは続けてリスニング問題を解く練習が必要になってくるでしょう。
リスニング問題はパート1が写真を見て答える問題、2が短文に対して答える応答問題、3が100〜200語程度の会話文が先に読まれ、あとから質問に答える問題。4が150〜200語程度の文章が先に読まれ、3と同じくあとから質問に答える問題となっています。
1は写真という視覚的なヒントがあり、2は答えに直結する短文しか読まれないため、比較的集中はしやすいでしょう。始めのセクションということもあり、疲労感も感じることなく問題を聴くことができます。

 

リスニングの練習の仕方(パート3、4)

リスニングにおいて、問題となるのは3と4です。200語程の少し長めの文が続けて20ほど読まれ、リスニングに慣れていない受験者は、まず集中力が続かないでしょう。
故にまず100〜200語のリスニング問題をある程度続けて聴く練習が必要になってくるのです。練習の際は、一語一語の単語に注目するのではなく、いつ、どこで、だれが、なにを、どのように行っているのか?という5W1Hを掴むようにします。
問題文で訊かれるのは、ほとんど全てがこの5W1Hです。ビジネスに寄った内容なので、用件は何か・いつの話か、当事者は誰か・どこにいるのか、用件の結果・対処法は何かといったことが明確に示されます。5W1Hさえ掴めば、細かな単語が聞き取れなくとも問題はありません。練習の際は、とにかく問題文のテーマと、それに対する5W1Hを掴むことを頭に入れて、連続して200語レベルの文を聴く練習をしましょう。

 

リーディングの練習の仕方(パート5,6)

リーディングもリスニング同様、なかなか分量があります。リーディング問題は3つのパートに分かれており、パート5が短文の穴埋め問題、パート6が長文の穴埋め問題、パート7が読解問題となっています。
パート5は単語の意味や文法知識が問われる4択の問題で、センター試験などでもよく見られる形式ですから、多くの人にとってそれほど苦になる問題ではないでしょう。TOEICにおける頻出の単語や、基本的な文法事項を覚えておけば問題ありません。
パート6も、ほとんどが英単語と基本的な文法事項を問う問題です。パート5と6に時間をかけているとパート7を解く時間がなくなるので、時間をかけずに解ける基礎力を養いましょう。単語帳や文法書を何周かすれば、問題なく解けます。

 

リーディングの練習の仕方(パート7)

読解において問題になるには、パート7以降です。パート7からは200語レベルの読解問題が連続し、リスニングのパート3,4と同じく集中力が試され、さらに読解のスピードが求められます。読解問題を連続して解く練習をしなければ、まず時間内には間に合わないでしょう。
パート7を読解する上で重要なことは何でしょうか。実はリスニングのパート3,4と変わりなく、文章のテーマと5W1Hさえ掴めば良いのです。
読解問題はリスニング問題と違って、問いを先に読むことができますから、何を聞かれているか?を予め頭にインプットして読解することができます。まず問題文から先に読み、注目すべきポイントを頭に入れてから、本文を読みましょう。
メールや広告などのビジネス文書なので、わかりにくい固有名詞や専門用語なども出てきますが、そういった単語は気にしなくてもよいです。とにかくビジネスの用件は何か?というテーマを素早くとらえ、問題文で訊かれたことを素早く捉える練習をしてください。訊かれることはやはり5W1Hに関することです。
パート7では、全文を訳して読んだりすることはほとんど意味を成しません。真面目に丁寧に読めば読むほど時間が足りなくなり、損をする類の読解問題になっています。

 

まとめ

以上、TOEICを初めて受ける方のために、TOEICの特徴とその練習法を示しました。TOEICは分量があり、全てを素早くこなすには、集中力とポイントを抑えて聴くあるいは読む練習が必要になっています。内容がビジネス文書に偏っているという特性から、裏の意味まで深く読むという読解力はほとんど必要ありません。明示されている用件と結果を素早く捉えるというのは、普段のビジネスシーンでも求められる能力ではないでしょうか。

 

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