日本語で文を読むみたいに英文をスラスラ読めるようになるための勉強法

まるで日本語で文を読んでるみたいに、英字新聞や英語で書かれた文をスラスラと読めるようになるための勉強法をお話いたします。

 

英文をスラスラ読めるようになるための体力づくり1

英文を読み込む読解力をつけるために必要な基礎体力づくりは英単語力をつけることです。文法などがあまり分かってなくても英単語が分かることで、文全体の意味をなんとなく大まかに掴むことができます。逆に英単語がひとつ分からないだけで英文全体が何を言いたいのか全く理解できなくなることもあります。こうならないために、まず英文をスラスラ読めるようになるための基礎体力づくりとして必ず英単語の語彙習得を強化するようにしてください。

英文をスラスラ読めるようになるための体力づくり2

英語の長文をスラスラ読むための技法としてスラッシュリーディング法があります。スラッシュリーディングを始める前に必要となるのが英文法の5文型の項目です。5文型を分けれるようになると小さな意味のかたまりがどこまでなのかを理解できるようになります。5文型は高校英語の最初に習う項目です。ここでつまづきその後ずっと英語が苦手になる人が多いところでもあります。しかし英語力の土台となる部分なのでよく分からない人はスラッシュリーディングを始める前に分かりやすい参考書で学習してください。

スラッシュリーディングで速読

英単語、5文型の習得ができたらいよいよ実践に入ります。スラッシュリーディングができるようになると読解力が向上しスラスラと読めるようになります。

スラッシュリーディングとは英文を前から前から小さい意味のまとまりごとにスラッシュを入れながら読んでいく方法です。後ろから前に戻ったりせずに、とにかく頭から読んでいきます。

この方法は受験、資格テストなど時間が制限されている中で驚きの速読の効果を発揮します。まずは短めの英文から始め、じょじょに長めの英文に挑戦していきましょう。

大学入試対策としての読解力の身につけ方

大学入試の過去問を見て皆さんが思うことはやはりなんといっても英文が長いことだと思います。段落がすごく多くて時間との戦いになります。どのような手法を使って英文を読んでいくのが有効でしょうか。

このような時間が制限される場面ではスラッシュリーディングと平行してパラグラフリーディングも同時に行っていきましょう。パラグラフリーディングは英検やTOEICの長文問題でも非常に役に立ちます。次にパラグラフリーディングの仕方について説明したいと思います。

英文の読解力を向上させるパラグラフリーディング

英語の長文には2種類あります。小説と論文です。

まずは小説の読解力を高める勉強法についてです。英文を読始める前にまずは設問を読んでください。設問を読むだけでなんとなく英文全体の意味や雰囲気がわかるようになります。

設問は文の流れに沿って聞かれることが多いので、設問を読んだら1段落を飲む。なければ2段落も読んでみましょう。答えが見つかれば、次の設問に目を通してください。

論文タイプも基本的には上と同じ方法で読み進めてください。小説に比べて段落の持つ意味がより明確ですので、段落ごとに要旨を簡単にメモ書きしましょう。これがパラグラフリーディングです。

まとめ

上に紹介しましたスラッシュリーディングとパラグラフリーディングは英文を読む力を飛躍的に向上させてくれる技法です。まずは基礎体力として語彙力、文法力をしっかりと築いてから挑戦してみてください。最初は本当に簡単な短めの英文から始めてかまいません。努力を重ねることで必ず英字新聞やインターネットに掲載されている英語の長文をスラスラ読めるようになります。

39歳 るる 高校英語塾講師

 

 

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