レベル別ライティングの勉強法

ライティングは様々なシチュエーションで求められる能力です。ここではレベル別に英作文の力をつける勉強法をお話いたします。

 

高校1年~3年夏休み前くらいまでの英作文の勉強法のコツ

英作文の授業が始まるのは高校生になってからです。本格的な受験対策が始まる前までのライティングの勉強法のコツについてお話いたします。
この時期は定期テストで良い点を取るための勉強法について考えてみたいと思います。
定期テストで高得点を取るためには、英作文を丸暗記することをおすすめします。教科書に出てくる英作文は一行から二行程度の短めですから丸暗記するのが一番力がつきます。後にレベル別に様々なライティングの勉強法についてお話いたしますが、この段階で身につけた英作文の力は後の段階で必ず役に立ちます。あれこれ手を出さずにシンプルに基本的例文を覚えましょう。

 

大学入試対策のライティングの勉強法

次に大学入試レベルのライティング能力を身につけるための勉強法のコツについてお話いたします。
センター試験以外の国公立大学の二次試験、私立大学で出題されます。志望大学で英作文の問題が出題される場合は夏休みの時期から英作文の勉強を始めましょう。
受験期前の段階の基礎的な英作文の力が身についているのなら過去問に取り組んでよいと思います。ここでもやはり模範的な良質な解答を丸暗記するのが一番効果的であると思います。

 

英検一級を目指す基礎的な段階のライティングの勉強法

ここでは英検一級を勉強し始めた初歩的段階でのライティングの勉強法についてお話いたします。英検一級合格者の中にはぎりぎりでなんとか合格した人っネイティブ顔負け余裕で合格するほどの力をもった人がいると思います。ぎりぎりでも英検一級合格となるとかなりの力を求められます。
また英検一級の英作文では論理的に英作文を組み立てる力が求められます。
あるトピックに対し賛成か反対かの意見を述べ、その理由をいくつかあげ具体例などを入れ自分の意見を証明する英作文を書かなければなりません。初級の段階では過去に出たトピックを時間をかけじっくりと英作文を作って行く勉強法がよいと思います。
その際、だれか添削をしてくれる方がいるとさらによいと思います。

 

英検一級上級レベルのライティングの勉強法

数多く論理的な英作文を作るようになると、英検のテストでもかなり自由に英作文を書けるようになってきます。さらに上を目指す場合は生きた英語の論文に触れることが効果的です。例えばインターネットに掲載されている大学教授や著名人の論文を読んでみたり、TIMESを定期購読したりしましょう。これらを自由にスラスラ読める頃には、あまり意識してなくても日本文を書くように英作文を書くことができる段階に入っていると思います。

 

実用英語としてのライティング能力を身につける方法

定期テスト、英検以外にもライティング能力が求められる場面があります。それは海外とのメールのやり取りで
す。最近求人を見ていると以前よりも格段に英語でメールのやり取りなどができる人を求める人物像にあげている会社が増えました。国際化が身近なものになった証拠です。メールを作成する能力をつけるためにおすすめなのがTOEICのテキストです。TOEICは実際のビジネスシーンを想定しているので、テキストにはたくさんの英文メールが出てきます。それを覚えることによって定型文や言い回しなどを身につけることができると思います。

まとめ

英作文の勉強法を段階別にお話してきました。
まとめますと、基礎的な力をつけるためには、基本的な例文を丸暗記することが後の飛躍的なライティング能力の開花につながります。ライティングの勉強と平行して英単語や英熟語もしっかりと覚えていくと表現の幅も広がると思います。英語の勉強に早道はありません。コツコツと努力を重ねて目標へと到達しましょう。

 

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