TOEIC活用法 |TOEICと他の英語資格との違い

TOEICという英語資格は、他の試験と混同される事もあります。この試験の大きなポイントは、特に合格不合格という概念がない事です。その他にもいろいろな特徴があるTOEICについてここでは解説します。

 

特に合格や不合格というシステムが無いTOEIC

英語に関わる資格は、複数あります。その資格で知名度が高いのは、英検です。学校でその資格試験を一度は受けている方々も、決して少なくありません。

ところで英検という資格は、合格と不合格という概念があるのです。2級や準1級など複数の段階がある訳ですが、いずれも合格や不合格という判定が存在します。

しかし英語の資格は、何も英検だけではありません。同じくTOEICという資格試験もありますが、そのポイントは合格不合格が無い事です。そういう概念は特に存在せず、あくまでも点数という数字によって表現されるのが特徴的です。それだけに、自分の実力を測る為の物差しになる事も多いです。どれだけ実力が伸びたかを確認したい時には、多い活用すると良いでしょう。

 

合格不合格でなく3桁数字で表現されるTOEIC

TOEICのポイントは、3桁のスコアで実力が判定される事です。例えばTOEICで800点クラスでしたら、そこそこ英語力が高い方と考えて良いでしょう。それに対して400点クラスですと、まだ実力が今ひとつといった具合になります。

英検の場合は、そうではありません。このようなスコアが明示される訳ではなく、あくまでも合格や不合格という2つになるからです。ですから英検というのは、ある意味で高校や大学入試に似ている一面もあります。

それに対してTOEICは、上記のようなスコア制になる訳です。この話をあまり知らない方々は、本当に多いです。大学生にTOEICに関するシステムを話してみますと、大多数の方々は合格や不合格という概念で誤解している傾向があります。

 

勉強のやり方が正しいかどうかを知る為にTOEICを活用

ただ点数で表現されるというのは、実力アップのポイントになる事もあります。自分の実力がどれだけ伸びたかを、数字で客観的に測定しやすいからです。

例えばある時までは、やり方Aで英語の学習を行ったとします。その結果、点数が100点伸びました。それに対してある時には、Bというやり方で英語の学習を行ってみたところ、30点だけ伸びたという状況だったとします。

このAとBというやり方を比べてみれば、やはりAの方が望ましいと見込める訳です。数字が100も伸びている訳ですから、方向性としては間違っていないとは判断できるでしょう。つまりTOEICという資格試験は、自分の勉強のやり方を確認する目的で、活用してみる手段もあるのです。

就職活動にも勉強方法の確立にも役立つTOEIC

もちろんTOEICは、れっきとした資格試験になります。ですから就職活動で大いに役に立つ資格である事は、間違いありません。一般的には、800点を超えていれば多くの企業で優遇される傾向はあります。

しかし上記でも触れた通り、スコア制が導入されているという特性上、社会人になってから勉強方法を知る為に活用する事もできます。ですから日々英語学習を頑張っている社会人の方々が、自分に合った勉強法を見つける為に、この資格試験を活用している事例も少なくないです。

 

まとめ

人によっては、自分に合った勉強方法を見つけたいと思う事もあるでしょう。その際には、何らかの数字の物差しがあると便利なのです。効果的に勉強をする為にも、TOEICは存分に活用してみるのが良いでしょう。

 

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