TOEICが高得点であると採用されるって本当?|就職活動とTOEIC(第1話)

こんにちは。本日はTOEICのスコアのうち企業が求める点数についてフォーカスしてみたいと思います。
企業が求めるスコアをとある会社(一部上場日系企業)の人事担当者の本音ということで聞いてみました。すると帰ってきた返事は驚くものでした。

「点数は正直関係ない」これはある一人の人事担当者談ですので、もちろんすべてを語っているわけでは無いのですが、その真意を更に聞いてみました。

彼の考えだと「TOEICが高いから仕事が出来るのではない。仕事が出来る人が当社では欲しい。特に新卒に限って言えばポテンシャルをもった人を捨ててまで、TOEICの点数で人物の価値を判断してしまうことは非常に勿体ない。だから、スコアが高いというだけで採用は絶対に行わない。そして、面接を経て入社させた人間は、教育して育てれば良い。海外留学・海外赴任のOJT等で成長の機会を与え、価値を高めれば十分幹部になるころには流ちょうにしゃべる事が出来るであろうから」とのことでした。 

また「TOEICはある時点の英語のテストに対する処理レベルしか表していない。良くも悪くもそれを目的として使うのが一番有効である」という事も言っておりました。
こんな事を最初から言ってしまうと、TOEICの点数が高い方はこの先読み進めるのは辞めてしまうかもしれませんが、これが社会の現実なのです。

つまり、会社はビジネスを行える人を求めているのであって、TOEICのスコアが高い人を集めることが最終目的では無いという当たり前なのですが、忘れがちな現実をまずは理解しなければなりません。

また別の外資系証券会社に勤務する友人も言っていました。「TOEICのスコアが高いから論理的思考が出来るか、これは全く相関が無い。海外に住んでいた人間であれば、正直若干論理的思考の出来ない人間であってもスコアは高く出てしまう。そんな人が部下に来たら本当に困ってしまう。必要があれば専門の通訳を雇った方がよっぽど正確であるので、その時だけ雇えば良い。」とまで言っていました。

今からTOEICを勉強しようと意気込んでこちらのコラムに目を止めてしまった方は本当に申し訳ございません。ただ、私も外資系・日系上場企業の経理・経営企画部・監査部門を渡り歩く人間として、強ち上述の意見に賛成する側の人間です。

ここまで言うあなたに、これかたTOEICについて語られても・・・お思いかもしれませんが、ビジネスの一線級で働くためには、英語が必要になってくることは絶対です。ということで、これから始めるコラムでは、TOEIC(もう少し広げて英語)は実務でどんなスキルを要求されるかを含めてお話を進めていきたいと思います。

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