フィリピン留学の効果(TOEIC編) |フィリピン留学とその効果(第10話)

最後にフィリピン留学の効果で皆さんが一番期待しているTOEICのスコアとの関係をご紹介いたします。

先述の様に、TOEICはスコアと学習時間に相関関係があります。そして、少しづつ上のレベルに行けば行くほど、1点をあげるために必要な学習時間が多くなりますので、あなたがいまどのスコアに居るかによって差が生じるのでベンチマークとして、留学を志す人のボリュームゾーンの中央値(TOEICの平均スコアもこの辺りですので)である500点の生徒を例にご説明を致しましょう。

まず、一日の学習は6時間が一般的と言われています。これに自己学習4時間を加えて10時間と致しましょう。仮に机に向かって学習を行わなかった日であっても、一日8時間逆に外に出ていれば同じくらいの効果(レストランやショッピングでも英語力アップのチャンスは多々ありますので)と考えます。

よって一日10時間の学習を週5日よって50時間月200時間程度は英語の学習に充てていると仮定できます。そうすると大体100点を挙げるのに300点時間程度必要ですので、3ヶ月で200点アップが可能です。つまり700点を期待出来ます。さらにここから100点アップには500時間程度必要となりますので、ざっくりあと3ヶ月(合計6か月)で到達可能です。900を目指す場合は更にあと3ヶ月(合計9ヶ月)で達成出来ます。

大体のイメージをつかむことは出来たでしょうか。各学校にはTOEICを専門としているコースが多々ありますので、それを選択することでより効率的な学習計画を立てることが可能です。

さて、留学中にTOEICを取得したいが、日本に戻るのはちょっとと言う方も居るかもしれません。そうですTOEICは実は日本や韓国が中心で他の国ではあまり馴染みが無いため、受験機会がかなり限られます。しかしフィリピンでも受験機会はあります。インターネットで探してみたり、学校に問い合わせることでマニラやセブと言った大都市であれば受験は可能です。せっかく学習しても受験まで間が空いてはその効果の持続にまた力を注がなくてはなりません。

本来はそもそもの英語力が上がることが大切ですが、そうは言っても皆さん背に腹は変えられないでしょうかTOEICのスコア維持が最重要課題であるならホットなうちに受験してください。そして少しだけ価格も安いので複数回受験して一番良いスコアを利用しましょう。

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