英語学習の基本は声に出して読むこと!

大学受験のために私がしていた勉強方法を紹介したいと思います。
この方法は大学受験のために始めた方法ですが、大学在学中の現在も続けていて、英語を自分のものにするうえでとても役立っている勉強法なのでとてもお勧めします!

高校2年くらいから本格的に英語の勉強を始めた私ですが、長文読解問題の得点がどうしても上がらずにいました。
その原因はズバリ、読解のスピード不足と、文章構造の把握能力の低さでした。
一つ一つの文章の意味が分かっても、文章全体として意味を把握できないような状態でした。

センター試験英語の得点で言えば7割周辺を抜け出せないようなレベルですね。
そんな中始めた勉強法が「英文音読法」です!やり方は簡単です。
まず、英語の長文読解の問題をいつも通り解きます。
解き終えたら、単語の意味や一つ一つの文の意味を調べ、理解します。それが終わったらあとは「音読するだけ」です

発音を気にしすぎるより、意味の区切りを意識しながら文章全体(もしくは意味が取りづらいと感じた部分)を2回くらい繰り返し読みます。
これをすると、勉強の合間に休憩感覚で読むだけでもだいぶ違ってきます。初めて読む英文もスラスラと頭の中に入ってくるようになります。
普段一人で英語の勉強をしていると、どうしても英語が紙の上のものだけとして捉えられてしまいます。

英語は本来は「話されるもの」です。本来文章を読むときも頭の中で「英語の音声」が再生されねばならないのです。
その音声としての「英語」の感覚を身に着けるために、「英文音読法」はうってつけなわけです。

音声としての英語の感覚を身に着けるためには「リスニング」も役に立ちます。
多くの人は「リーディング」の勉強と「リスニング」の勉強を別々のものと考えていますがこれは誤りです。
ドラマやニュースなどを英語で見るように心がけるだけでもリスニングの能力は鍛えられます。
そこで身につけられた英語の感覚は、英文を読むときにも役に立つということが実感できると思います。

一見すると別のものであるというように考えがちな「リスニング」「リーディング」「スピーキング」能力は実は密接に結びついています。
これらの能力をバランスよく鍛えていくことで英語の感覚を体得することができ、本当の意味で身に着けられるようになると思います。

よく英語の勉強を始める時単語帳から入る人を見かけますがこれはお勧めしません。単語帳をみて日本語と一対一の意味を覚える作業は勉強としては楽ですが、英語を実際に読むとき、単語の意味が分かるだけでは全体の構造を理解するまでには至れません。英語という言語の感覚を身に着けたうえで単語を吸収していくのがいいでしょう。

反対に「英文音読法」などで英語の感覚を身に着けるまえに、文法の基礎はしっかり押さえておくのがいいと思います。非ネイティブの大人にとっては、英語の文法を学ばずに英語を体得させるのは難しいです。英文法の基礎をしっかりと押さえたうえで、それを意識しながら音読やリスニングを行えば英語の感覚をしっかりと身に着けられるでしょう。

20歳・HT

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