予備校講師時代に教えていた英語の勉強法

私は以前、大手の個別指導塾で勤務しており、英語を中心に指導していました。生徒の中には英語が得意な子もいれば苦手なこもおり、中には壊滅的な生徒もおり、それでも大学に行きたい、成績を上げたいという要望があり、苦心しました。
その中で、英語が苦手な生徒(今回は高校生を対象とします)に対して行っていた指導方法を紹介します。

私が英語が苦手な生徒にまず徹底させたのは、「中学英語文法の徹底」です。つまるところ、英語が苦手な生徒は中学時代に躓いてしまっている人がほとんどであり、高校に入って5文型やら連鎖関係代名詞やらで混乱し放棄してしまうというケースが非常に多いです。

そこでまずは難しい文法用語を忘れさせ、中学の参考書を使うようにしました。英語に限らず、数学や理科、歴史についても、高校の内容は中学の延長であり、中学の内容ができなければ当然高校の内容を理解できません。逆に言えば中学の内容をマスターすれば、「これは以前やった内容だ」ということに気づきます。

アルファベットやbe動詞はさすがに飛ばしますが、比較級や関係代名詞、そして完了形は特に苦手な生徒が多く、とにかくシンプルな英文を使って理解させるようにしました。定番の英文を暗唱できたり書ける状態になるまで徹底的に繰り返し、感覚に染み込ませるようにしていました。

私自身も塾講師になってから中学文法の重要性を感じました。私はいわゆるマーチレベルの大学に合格しましたが、早慶は落ちました。その原因を今考えると、圧倒的に文法力の無さだと痛感します。私は暗記力には自身があり、単語はかなりマニアックな内容まで覚えていましたが、それでも早慶レベルに歯が立たないのは文法です。

大学に入り改めて勉強すると、いかに基本の文法がわかっていないかを理解しました。
この経験を生かし、学生に対してはとにかく基本の徹底を指導しました。基本を覚えたら、次は問題演習です。参考書によっては、学んだ文法の単元を使った長文が演習として章末にあったりしますので、これを解かせるようにしていました。さっきまで授業でやっていた内容も、長文に散りばめられると急に理解できなくなります。そこでもう一度基本を切り返し、再び演習を行うという流れにしていました。

文法を覚えることは、当然文法問題を解けるようにするという目的もありますが、あくまで大学受験に合格するには長文ができないと意味ありません。そしてその長文を読むには文法が大事です。私自身、「文法マニア」と呼ばれるような予備校講師を毛嫌いしており、文法なんて勉強しても意味がないと思っていました。

高校で文法を学ぶと、時には難関大学の文法問題でかなり難解な問題もありますが、そうした問題は無視してもいいと思います。繰り返しになりますが、英文を読めるようになるために文法を勉強するので、重箱の隅をつつくような問題はやらずに、教えていました。
もちろん、下線部和訳の場合は細かく文法事項を使って正確に訳す必要がありますが、まずは「何て言っているか大体わかる」というレベルに持っていくには中学文法の勉強が肝心です。

31歳 I・S

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