英語嫌いには英語の本で勉強!

中学生の娘の英語に対する苦手意識をどうにか改善させてあげたいといつも思っていました。やはり、将来役に立つのは英語です。英語は習得して邪魔にならないものです。
私は、英語が好きで大学も英語科へ行きました。英語の楽しさを娘にも感じてもらいたくて考えたのが英語で書かれた本でした。

最初に娘に買った本が白雪姫。誰でも知っている物語です。この、誰でも知っているる物語というのがポイントです。突然、英語の本を渡されて「はい、読んで」と、言われても全く理解が出来ませんし、内容も想像がつきません。それでは余計に英語に対する拒否反応が起きてしまうだけです。しかし、幼いときから何度も読んできていた白雪姫なら、例え分からない単語がいくつかあっても想像がつきます。

そして、いよいよ辞書を片手に本読みが始まりました。その、辞書にも奮発。娘が大好きなディズニーのデザインの英和、和英辞書を買ってあげました。やはり、女の子。何でも形から入るのが大好き。これで、幸先のいいスタートがきれました。
もともと飽き性な娘でした。すぐに投げ出してはいけないと思い、私も一緒に読んでいくことにしました。

そこで初めて気づいたのですが、娘は長文になると「分からない」と、言って読もうとしていなかったのです。一文が長いだけで諦めていました。それで娘の英語の成績が良くないことに納得。根気よく、一緒に読んでいくようにしました。1つ1つちゃんと訳していけば簡単なのです。結局、中学生の文章問題は、和訳さえできれば質問内容は、小学生の国語レベルなのです。しかし、和訳ができなければ何もなりません。

ここは、やはり文章から逃げないことが大切だと思い、何度も娘に本を読ませていきました。英語の文章を読むのにはコツがあります。日本語は前から後ろへと読んでいきますが、英語は逆です。そのコツさえつかめは後は簡単なのです。結局は、繰り返しの練習です。白雪姫の物語を読み終えるころになると、娘の英語嫌いが大分マシになってきました。
そして、それまで学校の英語の授業で発表をしたことがなかったのがするようになったのです。
「お母さん、なんとなくだけれど分かるようになったよ」と、嬉しそうに言ってくれました。
この勉強法は、親も一緒に協力してあげないといけません。なので、週末などに時間を作ってあげられる人にオススメです。

しかし、子供自身が本を読むことが楽しくなれば親がほったらかしにしていても自分から読むようになっています。実際、私の娘もそうでした。
本を選ぶ時には、必ず対象年齢を確認してください。大抵の本には、表記されています。その子供のレベルに合った本。最初は、少しレベルの低い本から始めるほうがオススメです。全然読めない本よりも、スラスラと読める本の方が楽しくなっていくのです。それで、英語への興味が湧いてくるのです。レベルアップはいつでもできます。とにかく、投げださないようにすることが一番重要なポイントなのです。

42歳、Y.M

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