英語は楽しみながら学ぼう!

以前、テレビの番組で面白い企画を見ることが出来ました。

それは、現役東大生と現役幼稚園児の英語力対決でした。誰もが東大生が勝つに決まってると思うでしょう。
しかし、そこは番組なので、私は意外と良い勝負を展開するんじゃないだろうかと思って、その番組を見てました。

ところが、結果は幼稚園児たちの圧勝だったのです。これには正直、驚きを隠せませんでした。その勝負の内容は、絵を見て瞬時にその絵の単語を答えるというもの。園児たちは、早撃ちの如く答えてしまうので、東大生は参加すらしていなかったという惨敗っぷりでした。勿論、会話の方も問題なく、流暢に英語を話していました。

幼稚園児にこんなことが可能なんでしょうか。私は園児たちの学習方法が気になって仕方ありませんでした。勝負の後で、その子たちの普段の生活が紹介されていました。彼らは普通の幼稚園に通っているのではなく、横浜にある英語力を伸ばすための所に通っていたのです。一体どんな英才教育を受けているんだろう、と興味深々に見ていると気づいてしまいました。

彼らは勉強をしていなかったのです。幼稚園の先生はどこかの国のネイティブの先生で、基本的に園児らとのフリートークを楽しんでいただけだったのです。毎日4時間、英語だけの生活を園内で過ごし、友達と遊ぶ時も、ご飯の時やお遊戯の時も、喧嘩する時でさえ、彼らのコミュニケーションツールは英語です。それが、東大生にも勝る英語力の正体でした。

ただ、勉強時間なら東大生でなくても、私たちのような普通の大学生もこれまで多くの時間を英語学習に費やしてきたはずです。それなのに何故喋れないのでしょうか。それは、環境の力だと思います。私たちは英語を学び、大量のインプットを浴びてきました。しかし、残念なことにインプットしたことをアウトプットはしてきませんでした。

それは、やはり大きな原因です。それに、英語学習を楽しいとも思えなかったのも原因の一つになり得るでしょう。幼稚園児たちは、先生とゲームをしたり、友達との触れ合いの中から、英語を習得しました。彼らにとって、英語は生活の中に当たり前に存在しているものなのです。英語学習にとって、大切なことは “楽しむこと” “継続すること”の二つです。

今、私たちは英語学習を楽しいと思えているでしょうか。英語が、コミュニケーションを取るための手段だということを忘れてはいないでしょうか。まずは、英語を使える場所を探して、外国人と話をしてみましょう。うまく話せる必要はありません。楽しいと思えれば、その気持ちがあなたを英語の習得まで導いてくれます。苦しい思いをしながらの英語学習は苦しいものでしかありません。とにかく、まずは楽しみましょう!

29歳 H・I

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