「とにかく音読!」で、英語感覚を養う

これからご紹介するのは、私が高校生の頃から、そして今でも実践している、とにかく英語を話せるようになるための勉強方法です。
純日本の一般の家庭で育った私が、高校の時になぜか国際コースに進んでしまい、周りの帰国子女などの多さから、自分の英語力にとても恥ずかしい思いをしました。単語も知らなければ、発音もできない。そんな私が、自分の英語力をなんとか向上させたくて始めた勉強法が「とにかく音読!」でした。

学校のテキスト、単語帳や参考書の例文…とにかくなんでも、英語の文章を見たら、声に出して、スラスラ読めるようになるまで、繰り返し練習することでした。
難しい文章でなくていいんです。そして、間違っていてもいい、わからない単語はあとで調べて、覚えなおして、また発音しなおせばいいんです。とにかく同じ文章を何度も声に出して、突っかからなくなるまで読み返すんです。何度も読むことで、文章の中で使われている英単語を自然に覚えられることはもちろん、英語の一般的な文法も自然と身についてきました。

英単語などを何度も書いて覚えるタイプの勉強法もあると思いますが、同じ英単語でも、書くより、読む方がはるかに短時間でできますよね。一度書くより、三度声に出して読んだ方が、目と耳を使って覚えられます。文章全体を感覚的に身に付けることできるので、文章の理解や、単語のニュアンスなども自然と頭に入ってきました。

また、音読で身につけた単語を使って、今度は英語で今日あったことや考えたことを英語で話してみる、ということも実践しました。お風呂などで、1人ぶつぶつ話をしている娘を、家族はどう思ったかは心配ですが、とにかくインプットしたものを、今度はアウトプットしてみるんです。文法的に間違えているかどうかは、この時点では気にしません。

気楽に短いセンテンスでもいいので、とにかく声に出してみることが大切です。そうしていると、あの単語なんだったかな〜とか、こういう時はどう言えばいいんだろう?とか、自分なりの覚え直したいポイントや、分からない箇所が見つかってきます。あとはそれを丁寧に復習することで、本当に自分のスキルになっていったと思います。

私が高校に入学した時の英語のレベルは、人前でたった1つの単語を発音するのも恥ずかしいほどでしたが、この勉強法のおかげで、MARCHクラスの大学に現役合格し、大学で入った英語サークルで帰国子女の先輩に、「君も帰国子女なの?」と聞かれるほど会話力も上達していました。

また今では、趣味を通じて、チャットで話をしたり、実際に私の家を訪問してくれる海外の友人もできました。もちろんまだまだ英単語などは学んでいく必要がありますが、先日もアメリカに旅行した際も、旅先で出会った方と英語で会話することができて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
勉強や資格のための英語ではないのですが、実際に使える英語を身に付けると、得られる情報や経験が格段に増えます。人生が豊かになると感じることができる英語学習法です。

33歳・MS

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