最低限の基礎レベルの英語力を教科書で学ぶ

最低限の英語力を付けておきたい時には、教科書による学習が推奨されます。まずはそれを完璧に習得しておくと良いでしょう。

 

英語学習の為に教科書の完全習得を目指す

学校で英語の指導をする時には、もちろん教科書が使われる事になります。英語教師の方々も、その教科書通りに指導を進めていく事にはなります。その教材を使って、学習をするという手段もあるのです。そして、それは大いに有効です。

教科書と言っても、実は意外とレベルは高いです。高校3年生までに受け取っている教科書だけでも、かなりのレベルまで英語力を高められる事は、間違いありません。特にリーディング教材などは、それなりに英語の分量もあります。

ですから教科書を完全に習得しておけば、かなりの英語力は付くと見込めるのです。そもそもハイレベルな英語学習をするにしても、まずは教科書レベルを習得している事が前提になるでしょう。

つまり教科書を学習しておけば、最低限のレベルは十分にカバーできる訳です。

 

教科書収録の英文をCDなどで聞き続けていく

その具体的なやり方ですが、まずは英語の教科書の全文を収録したCDなどを準備しておきます。そのCDなどを用いて、学習を進めていく事になるのです。

やはり一番効率が良いのは、通学時間での学習です。毎日の通学時間などを活用して、英語CDを聞き続けていくと良いでしょう。

実際に教科書のリスニングを毎日実行すると分かりますが、だんだん収録英文が口から自然と出てくる筈です。いわゆる鼻歌のような現象が発生する訳です。

その現象が生じた時には、最低限の英語フレーズはある程度は耳に焼き付けられたと考えて良いでしょう。もちろん日数を重ねていけば、だんだんと蓄積フレーズも多くなってきます。ですから教科書のリスニングは、続ける事が大切です。三日坊主には要注意です。

 

2ヶ月目は教科書英文の書き取り作業

教科書の英文を聞くという作業を1ヶ月も続けますと、最低限レベルの英語力はほぼ身に付いた状態になります。

そして2ヶ月目からは、今度は教科書の英語音声の書き取り作業を行っていくと良いでしょう。それは、リーディングとライティングの力を伸ばせるからです。

英文書き取りという作業は、非常に地味ではあります。それなりに集中力も求められる作業ですが、着実な効果はあります。学校での授業直前や英会話レッスン前などに、その書き取り作業を行っておくと良いでしょう。

ちなみに書き取り作業は、一字一句を丁寧に書き取っていきます。1スペルでも間違いないよう、細心の注意を払う作業にはなります。かなりの注意力も必要ですが、効果は大いに期待できますから、地道に続けていくと良いでしょう。

基礎レベルを教科書で確実に習得する

このスタイルで地道に英語教科書の学習を続けていけば、確実に基礎力が身に付けます。そもそもビジネス英語や海外留学の英語を学習する為にも、まずは必要最低限の英語力が習得できている事が前提になるのです。教科書レベルの学習が曖昧な状況ですと、力の伸びも限定されてしまう傾向があります。

逆に教科書英文の学習さえ徹底しておけば、その後の力の伸びも比較的スムーズになる訳です。何事も基礎が肝心です。社会人になって学校を卒業した方々も、まずは教科書の復習を行ってみると良いでしょう。

 

まとめ

教科書という教材は、やはり綿密に作られています。必要最低限の英語力を大きく伸ばせられる内容になっていますから、確実に習得しておくのが望ましいでしょう。

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