英語がスラスラ読めるようになる、これはきっと多くの人の憧れだと思います。 どうしたら効率的に英語を学習出来るのか。 文法から始めた方がいいのか?そもそも単語を知らないから暗記から始めるべきなのか。それとも耳から聞き流す学習がいいのか? 私も悩み、色々回り道をしました。しかし今では辞書なしで洋書を楽しんで読めるまでになりました。 参考になればと思い、読解力向上の5つのポイントをまとめてみました。
眠っていた記憶を呼び起こそう
多かれ少なかれ誰でも英語学習は経てきているものです。
一度付いた筋力というのは、新しく筋肉をつけるよりもはるかに簡単に取り戻せるそうです。
知識もまた然り。まずは眠っている英語力を呼び戻しましょう。
ではどうするか。多くの人は受験勉強を経験していると思います。
受験用の英語の弊害はいろいろと言われていますが、多くは正しい知識です。
それは英語の読解力を向上させるうえで確実に役に立ちます。
つまり、受験勉強で使っていた教材を今一度勉強するのです。覚えていることもあるでしょう。ここが分からなかったんだよなと記憶にある箇所もあるでしょう。一つ目のコツはここにあるのです。
TOEIC教材を利用する
眠っていた記憶を呼び起こしたら、次は実用的にシフトしましょう。
スピードアップのためにギアをチェンジするのです。
TOEICとは英語が母語でない人向けの、英語コミュニケーション能力を検定するための試験です。
そして非常にメジャーな検定です。多くの人が参加しています。
そして本屋のは多くのTOEIC向け書籍がならび、毎月のように新書が出ています。
なにを言いたいかというと、これだけメジャーな教材は常にブラッシュアップされているので、優れた英語学習素材の宝庫なのです。
一人の著者がテーマを決めて書いた本も良いでしょう。しかし長文読解力を見に付けたいと思ったとき、やはり優れた教材はTOEIC関連にあることが多いのです。
空き時間を利用する
英語学習にはある程度の時間が必要です。誰しもスピードアップして英語能力を向上させたいと願うでしょう。そのためには通勤時間や、家でのコーヒータイム、お休みの日のほんの少しの時間を利用します。
もちろんねじり鉢巻きで英語の習得に力をそそぐことは良いことです。しかし積み重ねた時間がものをいうのも事実です。5分、15分の勉強時間を見つけることでその時間を稼ぐことが出来ます。土日に5時間勉強しても平日何もしなければ記憶が定着しないことが多いのです。
コツとしては空き時間は復習に費やすのがよいでしょう。ストレスも少ないですし、反復学習の効果は絶大です。知らない内に知識が向上していくのが良いやり方です。
読解量をこなす
これは洋書を読むのが最適です。
すきな作家を見つけてその人の作品を読むのです。
洋書には日本の作家のものもあります。例えば村上春樹やよしもとばなな、太宰治や夏目漱石などです。一度読んだ本であればイメージやストーリーの概略はつかめているはず。すると多少長文読解に不安があってもあまりストレスなく読むことが出来るのです。なんでもよいのですが興味を持続できる本を選択します。
私の場合は初めて読んだのは「ゲームの達人」という本です。ストーリー展開が早いしハラハラドキドキ。知らない内に量をこなせています。
もう一度文法に戻る
回り道のようですが、私の経験では必須の過程です。
やはり長文読解の精度向上はというのはいい加減な部分をつぶさないとだめなのです。
英語の学習を上級者へとスピードアップさせるコツはこの過程なのです。
なんとなく意味は分かる、長文読解も苦にならなくなった、ここまではいいのです。
しかし細部においては意外と意味を取り違えていることがあるのです。極端な例では日本語翻訳をよんでみると逆の文意になっていることすらあるのです。
力がついたら基本へと立ち戻りましょう。
まとめ
まとめです。
・眠っていた記憶を呼び起こそう。あなたには力が眠っています。スタートラインで楽をしましょう。
・TOEIC教材を利用する。優れた教材はTOEICにあり。
・空き時間を利用する。社会人の方は時間がありません。隙間時間を利用しましょう。
・楽しんで学習する。好きな作家の本を楽しんで読みましょう。楽しくて力がついていきます。
・もう一度文法に戻る。基本に立ち返りましょう。そうすることで更なる英語学習のスピードアップが可能となります。
ごんた